びわエキス効果、びわきゅうの温熱効果
びわエキスのもつ薬効成分が自然治癒力を高めます。
エキスを器具の温められたウール部に浸透させ、温きゅうにより成分を皮膚から吸収、リンパ、毛細血管へと続き、自然治癒力を高めていきます。びわ葉・種の主な作用は鎮痛・抗炎症作用、高活性酸素作用があり、このびわ葉と種粉を高濃度アルコールに漬け込み、成分を抽出したものが「びわエキス」です。
びわきゅうには血管拡張作用で血行促進効果があります。体温が1℃下がると免疫は約30%下がると言われています。体温を維持することは、免疫力のアップにつながるのです。
「びわきゅう」って熱くありませんか?
熱くありません!
器具をもくさで温め、体の痛むところ、気になるところにあてる気持ちのいい温きゅうです。
当院では心をこめて、心と身をほぐし、手当てをさせて頂きます。しっかり身体を温めたら、手技・足技をつかってほぐしていきます。「びわきゅう」独特のこの技術は、心も身体もほぐれ、血行も良くなります!
熱源は「もぐさ」
国産天然「よもぎ」を乾燥させ、葉脈だけを残した上質の「もぐさ」を使用しています。もぐさを燃やした時に出る「煙」や「ヤニ」には素晴らしい効果があり、熱源をもぐさにする事により、あらゆる相乗効果期待できます。
もぐさの煙には精油成分(シネオール)があり、煙を吸うことで気管支炎のほか、風邪・インフルエンザなどの病原体の殺菌効果や予防、同時にリラックス効果もあるといわれています。
びわきゅう豆知識
光明皇后が施薬院でびわきゅう!?
インドの古い仏典、涅槃御経(ねはんぎょう)の中で、びわの葉を、憂い無き扇、すなわち「無憂扇(むゆうせん)」と名付けられたように、古くからびわは人々を救済してきました。
日本では、奈良時代天平2年頃に光明皇后がつくられた救済施術「施楽院」で、びわの葉を用いて多くの病気の人々を救済してきたと言われています。
「好転反応」とは!?
「好転反応」とは、「好」に「転」とあり、つまり体質が良い方向に変わろうとするときの反応です。体に溜まった毒素が出ている、病気が良くなっている前兆、良く効いている証拠としてみなします。
症状は様々ですが、主に倦怠感、眠気、体がかゆくなる、熱が出るなど、びわきゅうをした当日、翌日あるいは数日後に症状が出るケースもあります。